



先週の土曜日は、今年初のMLB「エンゼルス対ドジャース」。
「赤対青」のこの対戦、2021年の8月から足掛け3年、エンゼルスが 10連敗を重ねていた。普段はスマホ派なのだが、このゲームだけは話が別だ! と、TVの前のソファにどっかと腰かける。
大谷翔平選手の古巣、エンゼルスのメンバーは、ほとんどみんな、知った顔。先発は、大谷とも仲のいいサンドバル。
試合は、けっこうな投手戦。大谷の2ランホームランなどがあり、2対2の同点で延長戦へ突入。10回表、シャニュエルの送りバントとウォードのヒットという「見事なスモールベースボール」で、エンゼルスが3対2と勝ち越し。クローザーのエステベスがきっちり抑えて、エンゼルス、今期初めて延長戦での勝利をモノにした!
そしてわたしは何を鼻息荒く、こんなに試合経過をレポートしているのか?
とにかく、うれしいのだ。大谷選手のドジャース移籍以来、エンゼルスの試合を日本語放送で見る機会が減った今、ガッツあふれるレンヒーホの盗塁、ネトの好守、オホッピーの矢のような送球に、はしゃぎまくりたい気分なのである。
このチーム、一昨年の夏は、どん底だった。連敗の数は、球団史上最悪の14。「ケガ人ばかり」「凡ミスの山」「投打が全く噛み合わない」などと批判を浴びながら、明日の見えないトンネルの中にいた。
実はその同じ時期、わたしも同じような状況にハマりこんでいた。
落としたお財布が戻ってこなかったことをきっかけに鬱を発症……。赤いユニフォームたちは、出口の見えないトンネルを一緒にさまよう仲間だったのである。
一方的な思い込みだが、どん底をともに経験したチームの勝利は、何よりのブラボー。
出口のないトンネルはない。きっと明日は晴れるから。
=2024年6月28日掲載=

